「いくら貯めたら、もう十分なんだろう?」
わが家は長い間、
貯められるなら、できるだけ貯める。
という家計でした。
投資も続け、支出も見直し、少しずつ資産を増やしてきました。
でも、資産が増えてくるにつれて、今度は別の疑問が出てきました。
いつまで貯め続けるんだろう?
必要以上に貯め続けて、使いたいときに使えなかったら、それも違う気がします。
そこで、教育費や老後資金、今ある資産の推移を改めて確認しました。
その結果、
今までと同じペースで貯め続けなくても、2026年末にはわが家が必要だと考えた金額に到達できる見込み
が立ちました。
そこで、2026年を**「貯める最後の年」**と決めました。
この記事では、これまで書いてきた「貯金のやめどき」シリーズを振り返りながら、
わが家がどうやって「もう貯め続けなくても大丈夫」と判断したのか
をまとめます。
なぜ「貯めるのを卒業」しようと思ったのか
以前のわが家は、
「余ったら貯金」
というより、
「できるだけ多く残す」
ことを優先していました。
資産が増えても、
「まだ足りないかもしれない」
「もう少し貯めたほうが安心」
と思えば、終わりがありません。
そこで一度、
今ある資産と、これから必要なお金をきちんと並べてみる
ことにしました。
確認したのは、
- 今ある資産
- 毎年どのくらい使っているか
- 子どもの教育費
- 老後に必要になりそうなお金
- 今ある資産を運用しながら取り崩した場合の推移
などです。
すると、
今後も同じペースで貯め続ける必要はなさそう
ということが分かってきました。
もちろん、投資をやめるわけではありません。
新NISAなどを使った資産運用はこれからも続けます。
変えるのは、
「できるだけ貯める」から、「必要な分を確保したら、残りは使う」へ
という考え方です。
「いくら貯めたら終わり?」は家庭によって違う
「貯金はいくらあれば十分?」
と検索すると、
○千万円
生活費○年分
老後資金○千万円
など、いろいろな数字が出てきます。
でも、わが家では最初から、
「○万円貯めたら終わり」
と決めたわけではありません。
必要な金額は、
- 今の資産
- 毎年の生活費
- 子どもの進路
- 住宅費
- 旅行などにどれくらい使いたいか
- 老後にどんな生活をしたいか
によって大きく変わると思うからです。
わが家の場合は、
現在の資産と今後の教育費・老後資金を確認し、今までと同じペースで貯め続けなくても大丈夫だと判断できるところ
を「貯金のやめどき」と考えました。
つまり、
貯金額そのものより、「この先のお金の流れを確認できたか」
のほうが大事でした。
2026年を「貯める最後の年」にした
ライフプランを見直し、これから必要になる教育費や老後資金、今ある資産の推移を確認しました。
そこから逆算すると、
今までと同じペースで貯め続けなくても、2026年末にはわが家が必要だと考えた金額に到達できる見込み
が立ちました。
そこで、2026年を、
「貯める最後の年」
と決めました。
とはいえ、
「今年までは1円でも多く貯めよう」
という意味ではありません。
むしろ、資産推移を確認して「ここまで貯めれば大丈夫そう」と分かったからこそ、
2026年に貯める金額を最初に決めました。
そこを超えたお金まで、すべて貯蓄に回す必要はありません。
旅行や家族での体験など、今使いたいことにも使います。
「貯められるだけ貯める」のではなく、今年貯める金額には終わりをつくる。
これが、わが家の「貯める最後の年」です。
▶ 【貯金のやめどき】必要額に到達したので、わが家は2026年で“貯めるのを卒業”します
▶ 【貯金のやめどき】2026年は「いくらまで貯める?」上限を決めたら気持ちがラクになった
まだ貯めている途中でも「使う準備」を始めた
「必要額に到達してから使えばいい」
とも考えられます。
でも、わが家は2026年末を待たずに、少しずつ使う準備を始めました。
なぜなら、
長い間「貯める」が習慣になっていると、
資産が十分あっても、急には使えるようにならない
と思ったからです。
実際、
「これは買っても大丈夫かな」
「もっと安いものでもいいかな」
と、必要以上に考えてしまうことがあります。
だから、
貯めるのを卒業する前から、少しずつ使う練習をする
ことにしました。
わが家の場合は、
- 旅行
- 家族での体験
- 外食
- 今しかできないこと
などに、以前よりお金を使うようにしています。
▶ 【貯金のやめどき】まだ貯めている途中でも「使う準備」を始めた理由
「使うフェーズ」になっても投資は続ける
貯金をやめるといっても、
資産運用そのものをやめるわけではありません。
新NISAはこれからも活用します。
わが家では、夫婦それぞれの新NISAの生涯投資枠をフルで使う予定です。
一方で、iDeCoは少し考え方が変わりました。
iDeCoは老後資金として便利な制度ですが、原則として受け取り時期まで自由に使えません。
これからは、
将来のためだけにお金を固定しすぎず、今使えるお金も増やしたい
と考えるようになり、掛金を減らす予定です。
新NISAはしっかり使う。
でも、iDeCoは今後の使い方も考えて掛金を調整する。
「一番得な制度を最大限使う」だけではなく、いつ使いたいお金なのか
も含めて決めるようになりました。
▶ 【貯金のやめどき※実践編】2026年から“使うフェーズ”へ|新NISAは最大活用、iDeCoはどう続ける?
使うお金の一部は高配当株へ
もうひとつ始めたのが、
使う予定のお金の一部を高配当株に回すこと
です。
これは資産を最大化するためというより、
配当なら使いやすい
と感じたからです。
投資信託を売却してお金を使うのは、私にとって少し心理的なハードルがあります。
でも、
「今年もらった配当だから使おう」
なら、ずっと使いやすい。
実際に配当を外食に使うことも始めました。
そして、この配当金は、
「今年貯める金額」には含めていません。
最初から使うためのお金として考えています。
もちろん、すべてを高配当株にするわけではありません。
投資信託とは役割を分けて、
使うためのお金を生み出す資産
として持っています。
▶ 【貯金のやめどき】使うフェーズのお金、どう扱う?ぜいたく費の一部を高配当株へ
2026年上半期、「貯める額を決める」家計へ
2026年に入ってから、家計の考え方も少し変わりました。
以前は、
余ったお金があれば、その分も貯蓄や投資へ。
という形になりがちでした。
でも今年は「貯める最後の年」。
まず、
2026年にいくら貯めるのかを決めています。
目標額を超えた分まで、
「貯められるから貯めておこう」
とはしないことにしました。
配当金についても、先ほど書いたように、最初から使うお金として別に考えています。
旅行にも予算を取り、家族での体験にも使う。
一方で、すぐに使わないお金については、現金のまま置いておくだけでなく、個人向け国債も利用しています。
貯めるお金・使うお金・少し先に使うお金。
それぞれの役割を分けるようになったのが、2026年の大きな変化です。
▶ 【貯める最後の年・上半期】2026年1〜6月、家計と資産はどうなった?
▶ 【個人向け国債を買いました】待機資金の置き方|変動10年・固定3年・5年の分け方
100歳まで資産がどうなるかも確認した
「貯めるのをやめる」と決めても、
本当に使って大丈夫なのか。
やっぱり少し不安は残ります。
そこで、わが家では100歳までのライフプラン表も作りました。
投資信託については、
3%・5%・7%
の3パターンで資産推移を確認。
教育費や老後の取り崩しも入れて、
資産を使いながら、将来どう減っていくか
を見ています。
これは、
「将来いくらまで増えるか」
を見るためだけの表ではありません。
わが家にとっては、
「今、いくらなら使っても大丈夫?」
を考えるための表です。
運用が順調なら、もっと使えるかもしれない。
反対に、運用が思ったより伸びなければ、少し使い方を調整する。
複数のケースを見ておくことで、
一度決めた金額を絶対に守る
のではなく、状況に合わせて変えられるようにしています。
▶ 【人生100年時代】100歳までのライフプラン表の作り方|教育費・老後の取り崩しを3%・5%・7%で試算
貯金のやめどきを決めて変わったこと
「もう貯めなくていい」
と決めたからといって、急に浪費するようになったわけではありません。
むしろ、
何に使いたいのか
を以前より考えるようになりました。
値段だけを見て、
「安いからこれ」
と選ぶより、
家族で楽しめるか
今やっておきたいことか
を考えることが増えています。
わが家の場合、
「モノを増やす」より、
旅行や体験に使いたい
という気持ちが強いことも分かりました。
貯めることをやめるというより、
貯めるだけだった家計に「使う」という選択肢を戻した
という感覚に近いです。
わが家が「貯金のやめどき」を決めるまでにやったこと
振り返ってみると、こんな順番でした。
① 今ある資産と年間の支出を把握する
まず、現在どれくらい資産があり、年間どれくらいのお金を使っているのか確認しました。
② 教育費と老後資金を確認する
これから大きくかかるお金を洗い出しました。
③ 100歳までの資産推移を確認する
教育費や老後の取り崩しを入れ、
運用利回りも複数のケースで試算しました。
ここで、
今までと同じペースで貯め続けなくても大丈夫そう
ということを確認できました。
④ 2026年に貯める金額を決める
資産推移を確認できたからこそ、
最後に、
「では、2026年はいくらまで貯める?」
を決めました。
「いくらでも貯める」ではなく、
今年はここまで
と終わりをつくる。
この順番で考えたことで、
「もっと貯めないと不安」
から、
「この先は使っても大丈夫そう」
へ、少しずつ考え方が変わってきました。
まとめ|「いくら貯める?」より「いくらなら使える?」
以前は、
いくら貯めたら安心できるか
ばかり考えていました。
でも今は、
これから、いくらなら安心して使えるか
を考えるようになりました。
わが家にとっての「貯金のやめどき」は、
○千万円という一つの数字に到達した瞬間ではありません。
教育費や老後資金を確認し、100歳までの資産推移を見て、
今までと同じペースで貯め続けなくても大丈夫だと判断できたとき
でした。
だから2026年は、
「貯められるだけ貯める年」ではなく、「ここまで貯めたら終わり」と決めた最後の年。
そこを超えた分まで貯めることはせず、今使いたいことにも使っていきます。
これからは、
貯める・増やすだけでなく、使うところまで含めて家計を考える。
わが家はそんなふうに、お金との付き合い方を変えていきたいと思っています。
💡この記事で紹介した「貯金のやめどき」シリーズ
▶ 【貯金のやめどき】必要額に到達したので、わが家は2026年で“貯めるのを卒業”します
▶ 【貯金のやめどき】2026年は「いくらまで貯める?」上限を決めたら気持ちがラクになった
▶ 【貯金のやめどき】まだ貯めている途中でも「使う準備」を始めた理由
▶ 【貯金のやめどき※実践編】2026年から“使うフェーズ”へ|新NISAは最大活用、iDeCoはどう続ける?
▶ 【貯金のやめどき】使うフェーズのお金、どう扱う?ぜいたく費の一部を高配当株へ
▶ 【貯める最後の年・上半期】2026年1〜6月、家計と資産はどうなった?
▶ 【個人向け国債を買いました】待機資金の置き方|変動10年・固定3年・5年の分け方
▶ 【人生100年時代】100歳までのライフプラン表の作り方|教育費・老後の取り崩しを3%・5%・7%で試算


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