2026年、わが家は**「貯める最後の年」**を過ごしています。
これまでずっと、将来のために貯めることを優先してきました。
でも、ライフプランを作って必要な金額を確認した結果、2026年を最後に「貯めることを目標にする家計」を卒業することにしました。
上半期が終わった時点での結論から言うと、このままいけば予定どおり、今年で貯め終われそうです。
この記事では、貯める最後の年の上半期を振り返りながら、
- どういう仕組みで「貯め終わる」ことにしたのか
- 上半期の家計と資産はどうだったのか
- 「貯める最後の年」を実際に過ごして、何が変わったのか
を書いていきます。
「いつまで貯めればいいんだろう」
「もう十分な気もするけれど、使うのも不安」
そんな方の参考になればうれしいです。
そもそも、なぜ2026年を「貯める最後の年」にしたのか
かんたんにおさらいします。
わが家が「2026年で貯めるのを終わりにしよう」と判断したのは、なんとなく十分そうだから、ではありません。
ライフプランを作って確認したからです。
やったことはシンプルで、
- 将来にわたって、いつ・いくら必要になるかを書き出す
- 資産を運用しながら取り崩して生活していく前提でシミュレーションする
- 最後までお金が足りるかどうかを見る
というもの。
その結果、今ある資産と今後の収入・支出、資産運用まで含めてシミュレーションしても、将来にわたって足りると確認できました。
そこで、2026年を最後の1年として、それ以上「資産を増やすこと」を家計の目標にするのはやめようと決めました。
2026年は、まだ貯めています。
ただし、ゴールが見えないまま「もっと、もっと」と貯めるのではなく、ここまで貯めたら終わり、という上限が決まっている最後の1年です。
「生活費の17年分」は目標ではなく、結果
以前の記事で「生活費の約17年分」と書きました。
ただ、これは最初から17年分を目標にしていたわけではありません。
ライフプランを立てて、資産を運用しながら取り崩しても将来にわたって足りると分かった水準が、たまたま生活費17年分に相当していた、というだけです。
順番が逆なんですよね。
「17年分貯めれば安心」ではなく、
「シミュレーションしたら足りた。ちなみに、その金額は生活費17年分くらいだった」
ということです。
必要な金額や年数は、収入、年金、教育費、住宅費、何歳まで働くかなどによって大きく変わります。
だから、他の家庭の「○年分」をそのまま目標にするのではなく、自分の家のライフプランから逆算することが大切だと思っています。
▶【貯金のやめどき】必要額に到達したので、わが家は2026年で”貯めるのを卒業”します
わが家の家計は「年間」で組んでいます
わが家は、もう10年ほど前から家計を年間単位で考えています。
もちろん月ごとの支出も見ています。
ただ、旅行や帰省など、月によって大きくばらつく特別費は別にして考えています。
普段の生活費については、大きなイベントがなければ月ごとの支出はだいたい同じくらいになる想定です。
一方で、旅行費や帰省費まで含めると、月によって支出額はかなり変わります。
そのため、
日常の生活費は月ごとにも確認する。
家計全体が予算内に収まっているかは年間で見る。
という管理をしています。
上半期は、特別費が「月の支出3か月分」ありました
1〜6月の支出のうち、旅行費などの特別費は、普段の月の支出のおよそ3か月分になりました。
半年の間に、3か月分です。
特別費まで月ごとの家計にそのまま入れて見ていたら、支出がかなり多い月もあります。
でも、旅行や帰省は急に発生したものではなく、もともと年間予算に入れていたものです。
家計には、どうしても波があります。
- 帰省や旅行が重なる月
- 家電を買い替える月
- 学校まわりの出費が集中する月
だから、こうした支出まで含めて毎月同じ金額に収めようとはしていません。
日常生活の支出は月ごとに確認しつつ、特別費まで含めた家計全体は年間で見る。
このやり方が、わが家には合っています。
記録はきちんとつけています(家計簿が好きなので…)
年間で見るとはいっても、家計簿は毎日つけています。
というより、私は家計簿をつけるのが好きです。
つけて、見て、集計する。
ここはずっと変わっていません。
月ごとの支出も確認していますし、前年と比べたり、何に使ったのかを見たりするのも好きです。
ただし、旅行費など月によって大きく変わるものまで含めて、「今月は使いすぎた」と判断することはしません。
マネーフォワードMEも併用していますが、こちらは資産の残高を見るのがメイン。
日々の支出は家計簿で手を動かして、資産全体はマネーフォワードMEで眺める、という役割分担です。
「貯める額」を先に決めて、超えた分は贅沢費へ
わが家の家計で、いちばん特徴的なのがこの仕組みです。
多くの家庭では、
使って、余ったら貯金
という流れが一般的だと思います。
わが家は逆です。
貯める額を先に決める。それを超えた分は、贅沢費として使う。
2026年に貯める金額は、すでに決めています。
その金額を達成できれば、それ以上増やそうと頑張る必要はありません。
そして、予定していた金額を超えた分は、貯金に回さず使っていいお金にします。
使い道も、ある程度先に決めています。
ここが決まっていないと、結局、
「とりあえず置いておこう」
「せっかくだから貯めておこう」
となって、いつまでも使えないからです。
この仕組みにしてよかったこと
一番大きかったのは、「もっと貯めなきゃ」がかなり小さくなったことです。
以前は、貯まれば貯まるほど「まだ足りないかも」という気持ちがありました。
貯蓄には上限がないので、どこまでいってもゴールが来ないんですよね。
でも今年は違います。
「2026年はここまで」と上限を決めています。
2026年は、ゴールの見えている貯蓄です。
この違いは、思っていた以上に大きかったです。
▶【貯金のやめどき】2026年は「いくらまで貯める?」上限を決めたら気持ちがラクになった
上半期の進捗|このままいけば今年で貯め終われそう
肝心の進捗です。
上半期が終わった時点で、今年決めた「貯める額」に対しては順調でした。
このまま大きく予定が崩れなければ、2026年末で予定していたところまで到達できそうです。
今年の目標は、できるだけ多く貯めることではありません。
決めた金額まで貯めて、今年で終えること。
その予定どおりに進んでいます。
新NISAとiDeCo
新NISAは、夫婦ともに生涯投資枠1,800万円を使い切ることを目標にしています。
上半期終了時点の状況はこちらです。
| 投資済み | 埋め終わる見込み | |
| 私 | 約900万円 | 2028年 |
| 夫 | 約400万円 | 2030年 |
始めたのは夫婦同時です。
当初は、投資に一気に入れすぎることが少し心配で、夫のほうはゆっくりしたペースにしていました。
でも、その後ライフプランを作ってシミュレーションしたところ、NISAへの入金ペースを早めても将来の資金には問題ないと確認できました。
そこで今は、できるだけ早く新NISAの枠を埋める方針に変えています。
**「2026年で貯め終わるのに、NISAはその後も続くの?」**と思われるかもしれません。
今後NISAに入れるお金は、すでに確保しています。
これから新しく貯めて投資するのではなく、すでに持っている資金をNISA口座へ移していく予定です。
そのため、2026年で「貯めることを目標にする家計」を終えても、新NISAへの投資は続きます。
iDeCoも継続しますが、掛金は引き下げる予定です。
理由は、これから目指す金額と、将来受け取るときの税金まで含めて考えると、今の掛金をそのまま続ける必要はないと判断したからです。
積み立てすぎることにもメリットばかりではないので、出口まで考えたうえで調整していきます。
▶【貯金のやめどき※実践編】新NISAは最大活用、iDeCoはどう続ける?
待機資金を、現金から個人向け国債へ
上半期でいちばん動きがあったのがここです。
株安のときに高配当株へ入れるための待機資金を、これまでは現金のまま置いていました。
ただ、「使うかもしれないとはいえ、数年間そのまま置いておくのはもったいないな」と感じていました。
そこで5月に、そのうちの一部を個人向け国債へ移しました。
変動10年をメインに、一部を固定3年・5年に。
必要になれば途中で換金できるので、待機資金としてある程度動かしやすさを残せるのが、わが家には合っていました。
▶【個人向け国債を買いました】待機資金の置き方|変動10年・固定3年・5年の分け方
旅行費は、年100万円と決めています
わが家の年間予算のなかで、いちばん大きな「使う枠」が旅行費です。
年間100万円と決めています。
節約や家計の話をしているブログで100万円と書くと驚かれるかもしれませんが、ここは削るつもりがありません。
理由は単純で、あとから取り返せない支出だからです。
子どもと一緒に出かけて、家族みんなで楽しめる時期は、たぶんそんなに長くありません。
お金は後からでも貯められます。
でも、子どもが今の年齢で一緒に旅行できる時間は戻ってきません。
だったら、他を削ってでもここには予算を置いておきたいと思いました。
そのかわり、日常の物欲はかなり低めです。
欲しいものはすぐ買わず、必要なものはまとめ買いなどでおさえる。
生活レベルも、できるだけ意識して上げないようにしています。
削るところと、削らないところをはっきり分ける。
これがわが家のやり方です。
「貯める最後の年」上半期でわかったこと3つ
① 来年に向けて「使う練習」を始めた
本格的に「貯める家計」をやめるのは来年からです。
でも、いきなり大きな金額を使えるかというと、たぶん無理です。
長年貯めることを優先してきたので、使えるお金があっても「もったいない」と思ってしまいます。
そこで今年は、来年からの使うフェーズに向けた練習も始めています。
そのひとつが、配当金を外食費に充てることです。
ポイントは、これを普段の家計簿とは別会計にしていること。
家計の食費とは切り離して、
「配当で入ってきたぶんを、そのまま外食に使う」
という扱いにしています。
こうすると、使うときの罪悪感がかなり減りました。
行き先は、だいたい回転寿司。
家族でスシローに行って、値段をあまり気にせず好きな皿を取ります。
分かりやすく変わったのが、デザートでした。
以前なら、
「まあ、そこまでは頼まなくていいか」
で終わっていたのが、今は毎回頼みます。
高級店ではありませんし、金額にすればほんの数百円の話です。
でも、
「今日は配当で来てるから」
と思えると、その一皿をためらわずに頼める。
わが家には、それくらいの贅沢がちょうどよかったです。
配当は、わが家にとって気軽に使えるお小遣いという位置づけ。
来年から本格的に「使うフェーズ」に入る前の練習として、ちょうどいいと思っています。
② 使いたいのは「モノ」より「体験」
余剰分の贅沢費も、モノを増やすことより、旅行などの体験に使いたいと思っています。
もともと物欲が強いほうではないので、「使っていい」と言われても、買いたいモノがそんなに出てきません。
そのかわり、旅行先で、
「せっかくだから、こっちにしよう」
「これもやってみよう」
と選べるほうが満足度は高いです。
モノを増やすより、家族でできることを増やす。
わが家の場合は、そのほうがお金の使い道として合っているようです。
③ 「貯めるのをやめる」=「投資をやめる」ではない
2026年で貯めるのをやめると言っても、資産運用をやめるわけではありません。
やめるのは、
「これから入ってくるお金を、さらに資産を増やすために貯め続けること」
です。
すでに持っている資産は、そのまま運用を続けます。
新NISAもできるだけ早く埋めていく予定ですし、待機資金も持ち続けます。
つまり、
運用は続けたまま、新しく入ってくるお金の向き先を「貯蓄」から「使う」へ少しずつ変えていく。
そんなイメージです。
むしろ運用を続ける前提だからこそ、資産を将来取り崩しても足りる、というライフプランが成り立っています。
下半期にやること
貯める最後の年も、残り半年。
下半期にやることは、かなりはっきりしています。
- 今年決めた「貯める額」を予定どおり達成する
- 目標を超えた余剰金は、まずドコモの銀行の目的別口座へ移す
- iDeCoの掛金を引き下げる
- 来年からの「使うフェーズ」に向けて、使う練習を続ける
- 年末に「貯める最後の1年」を振り返る
今年の目標は、できるだけたくさん貯めることではありません。
決めたところまで貯めて、ちゃんと終わること。
そして来年からは、「増やすこと」だけではなく「どう使うか」も考える家計に変えていく予定です。
まとめ|2026年は「貯める最後の年」
2026年上半期は、今年決めた貯蓄目標に向けて順調に進みました。
わが家が「今年で貯め終わる」と決められたのは、資産額だけを見て判断したからではありません。
ライフプランを作り、今後の支出や資産運用まで含めてシミュレーションし、これ以上「貯めること」を目標にしなくても大丈夫だと確認できたからです。
新NISAへの投資や資産運用は、これからも続けます。
一方で、これから新しく入ってくるお金については、少しずつ「貯める」から「使う」へ向きを変えていく予定です。
そのために今年は、配当金を外食に使ったり、余剰金の行き先を決めたりと、少しずつ準備も始めています。
長く貯めることを優先してきたぶん、使うことにも慣れが必要です。
2026年は、貯める最後の年。
そして同時に、来年からの「使う家計」に移るための準備期間でもあります。
あと半年。
予定どおり貯め終えることができたのか。
そして、余ったお金をどう使うことができたのか。
年末に「貯める最後の1年」を、また振り返ろうと思います。
同じように、
「いつまで貯めればいいんだろう」
「もう十分な気もするけれど、やめるのが怖い」
と感じている方は、一度ライフプランを作ってみるのがおすすめです。
わが家の場合は、「いくらあれば足りるのか」が数字で見えたことで、初めて貯めることにゴールを作れました。
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