【わが家の投資】増やすときに気をつけたい“リスク3つ”と考え方

2025年11月16日

「投資を始めてみたけれど、値動きが気になって落ち着かない…」
そんな不安、ありませんか？
実は“増やす”ことよりも、“続ける”ことのほうがずっと難しいのが投資。

そこで今回は、主婦目線×FP3級の視点から、
投資を継続していくうえで意識したい3つのリスクと、
わが家がどんな考え方で乗り越えているかをまとめました。

投資と聞くと「難しそう」「失敗したくない」と身構えてしまう人も多いですが、
大切なのは“知識の多さ”よりも“続ける仕組み”を作ること。
家計の中で無理なく積み立てを続けていけば、
時間を味方につけてお金を育てることができます。

私自身も、最初は値動きにドキドキしながらのスタートでした。
けれど、リスクを理解し、自分のペースで続けるようになってからは、
投資が「こわいもの」から「心強い味方」に変わっていきました。

この記事では、主婦が安心して投資を続けるために押さえておきたい
3つのリスクと、わが家なりの向き合い方をお伝えします。

🪙 リスク①：価格変動リスク（値下がりがこわい）

投資をしていると、避けて通れないのが価格の上下。
一時的に評価額が下がると、つい「売った方がいいのかな」と思ってしまいますよね。

でも、値下がりは“悪”ではありません。
むしろ長期で見ると、下がった時こそ“安く買えるチャンス”でもあります。

わが家では、

この2つを意識しています。
時間を分散しながら積み立てていくことで、リスクをならし、気持ちの面でも落ち着いて続けられます。

人気のある投資信託や銘柄を見ると、「これだけ買っておけば大丈夫」と思いがち。
でも、特定の国や企業に偏ると、その地域の不景気や為替の影響を強く受けることがあります。

わが家では、

など、分散投資を意識しています。
世界全体に分散しておくことで、特定の国や業種のリスクをやわらげられます。
どの地域も同時に下がることはありますが、長期的には世界経済の成長を取り込む力になります。

“分散は安心料”――そんな気持ちで、焦らず育てています。

投資に夢中になるあまり、生活費に影響してしまうのは本末転倒。
「積み立て額が多すぎて貯金が減る」「急な出費に対応できない」
そんな状態は、心のリスクにもつながります。

わが家では、

というルールを決めています。
「今を楽しみながら増やす」バランスをとることで、ストレスなく続けられます。

もうひとつのポイントは、将来の大きな支出を“見える化”しておくこと。
投資を続ける中で、「いつ・どのくらいのお金を使う予定があるか」を把握しておくと、
無理なく積み立てを続けることができます。

わが家では、
「大きな出費は子どもの進学くらい」
「車は中古で、必要な時に現金で買う」
といった現実的な見通しを立てています。

そして、余剰資金の一部では高配当株を少しずつ購入。
配当は“使うお金”として、旅行や日々の楽しみにあてています。

「増やす」「守る」「使う」——この3つのバランスを意識することで、
投資が暮らしの一部として心地よく続けられるようになりました。

投資を始めるときに大切なのは、「いくら増えるか」よりも「続けた先の姿」をイメージすること。
たとえば、毎月10万円を年利5％で積み立てた場合――