「初めての確定申告、経費や控除がよく分からない…」
そんな主婦・副業初心者さんに向けて、やることの全体像とチェックリストをまとめました。
副業を始めた人にとって、最初の大きなイベントが「確定申告」。
「どこから手をつければいいの？」「何を残しておけばいいの？」と迷う人も多いと思います。
実は、確定申告は副業の収入や経費だけでなく、
ふるさと納税やiDeCoなどの控除もまとめて申告する大切な手続きなんです。
家計と副業、どちらにも関わる部分なので、早めに全体を整理しておくのがおすすめです。
📅 次の確定申告は、12月分までの取引が対象。
「あとでまとめよう」と思っていると年明けにバタバタしがちなので、
今のうちから少しずつ整理を始めておきましょう。
この記事では、実際にマネーフォワードクラウドで入力を進めている私が、
青色申告1年目にやっておきたい準備の流れとチェックリストを、主婦目線でやさしくまとめました。
💡 確定申告の流れを初心者向けにやさしく解説
「確定申告」と聞くと難しそうですが、全体のステップを知っておくだけで気持ちがラクになります。
| ステップ | 内容 | ポイント |
| ① 取引データを整理 | 売上・経費を会計ソフトに入力 | 自動連携を使えばラクに管理 |
| ② 書類を確認 | 源泉徴収票・支払調書などをチェック | 副業ごとにフォルダ分けしておくと◎ |
| ③ 控除を整理 | 社保・医療費・iDeCo・ふるさと納税など | 家計と連携して早めに準備 |
| ④ 申告書を作成 | 青色申告決算書（副業の収支）＋確定申告書B（全体の所得や控除） | マネーフォワードクラウドの自動作成機能を活用すれば、青色申告決算書まで自動で作成できます。その後、確定申告書Bに反映してe-Taxで提出します。 |
| ⑤ e-Taxで提出 | 電子申告で65万円控除も | マイナンバーカードの準備を忘れずに |
👉 ゴールは「提出する」よりも「整える」こと。
準備を早く始めるほど、数字の確認や控除の見落としを防げます。
🧾 マネーフォワードクラウドでできる確定申告準備の流れ
青色申告対応の「マネーフォワードクラウド確定申告」なら、日々の入力がそのまま申告書につながります。
| タイミング | 内容 | メモ |
| 月ごと | 銀行・カード連携の明細を確認 | 副業用口座を分けておくと◎ |
| 数か月ごと | 家事按分の経費を入力 | ネット・電気・家賃などをまとめて計上 |
| 年末 | 売上・経費の抜け漏れを確認 | 未入力・重複をチェック |
| 年明け | 仕訳帳・総勘定元帳を確認 | 不明取引がないか最終チェック |
| 提出直前 | e-Tax連携＆控除確認 | マイナポータル連携も便利 |
💬 ポイント
- 1か月ごとに振り返ると整いやすい
- 経費の「使用割合（家事按分）」はメモを残しておくと安心
- プライベートとの線引きが経費判断のカギ
💻 私のやり方：Excel＋クラウドでW管理
私は、経費をExcelにも入力しています。
明細が紙で届かないもの（サブスク・オンライン教材など）も一覧でチェックできるので、
抜け漏れ防止にとても効果的。
データはGoogleドライブに保存しておくと、パソコンが壊れても安心です。
📋 副業1年目の確定申告チェックリスト
確定申告前に「ここだけはチェックしておきたい！」という項目をまとめました。
✅ 収入関連
- ブログ・広告・アフィリエイトなどの売上を入力
- 支払調書・振込明細を保管
✅ 経費関連
- パソコン・ソフトなどの減価償却を設定
- 通信費・電気代・家賃の家事按分を入力
- 書籍・教材・サブスクなど学習費も整理
✅ 控除関連
- ふるさと納税・社会保険料控除の証明書を準備
- 医療費や寄附金控除を確認
- 扶養・配偶者控除の条件を再確認
※iDeCoや生命保険料の控除証明書は、勤務先の年末調整で提出していない場合のみ、確定申告で申告します。
✅ 提出準備
- マイナンバーカードの有効期限を確認
- e-Taxで送信 or 書面提出を選択
- 控えデータをバックアップ
🎁 ふるさと納税・ワンストップ特例を申告する時の注意点
ふるさと納税を「ワンストップ特例」で申請した人も、
副業などで確定申告を行う場合は、必ずふるさと納税の申告も必要になります。
特例の申請をしていても、確定申告を行うとワンストップ特例の内容は無効になり、
自分で寄附金控除の申告をしなければ反映されません。
💡 対応のコツ
- 寄附先から届いた「寄附金受領証明書」を用意
- すべての自治体分を合計して、会計ソフトまたはe-Taxに入力
- 控除欄に「寄附金控除」として反映されているかを確認
🕊️ 主婦・初心者が確定申告で気をつけたい3つのポイント
1️⃣ 生活費と事業費を分ける
専用の口座やクレカを作るだけでも、後がラクになります。
ブログやアフィリエイトなど仕入れのない副業なら、同じ口座でもひとまずOK。
一方で、せどりやハンドメイドなど仕入れが発生する副業は、
副業とプライベートがごっちゃにならないように分けておくことが大切。
そのほうが取引の流れをつかみやすく、確定申告時もスムーズです。
2️⃣ 「経費になるかな？」と思ったらメモ
判断に迷うものは「未分類」で入力しておき、あとで整理すればOK。
3️⃣ 紙の書類＆データはフォルダ管理
控除証明や領収書は、年度ごとにまとめておくと翌年がスムーズ。
私は、「確定申告」フォルダをGoogleドライブに作り、e-Taxで送信したデータもそこに保存しています。
クラウドに入れておけば、パソコンが壊れても安心です。
🌸 まとめ：準備を早めに始めて、年明けをラクに
青色申告1年目は、不安にならなくて大丈夫。
「書類や数字を整理する練習期間」と思えば気持ちも軽くなります。
💬「何からやればいい？」と思ったら——
まずはマネーフォワードの入力確認＋ふるさと納税などの控除証明書整理からスタートしてみましょう。
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