「節約しなきゃ」と思って見直しを始めた家計。
固定費を減らしたり、サブスクを整理したりと、支出をコントロールできるようになってきた頃、ふとこんな疑問が浮かびました。
「お金って、どうやって使えば満足感があるんだろう?」
節約だけに偏ると、どこか息が詰まったり、楽しみが減ってしまうこともありますよね。
だからこそわが家では、「使わない仕組み」で守る一方で、
**「使うと決めたことにはしっかりお金をかける」**というルールを持つようにしています。
たとえば、家族旅行での思い出、子どもの学びへの投資、毎日の食卓を豊かにする食材選び。
どれも「今の時間を大切にしたい」「あとで後悔したくない」と思える、わが家にとっての“たからもの”。
今回は、そんな**「使うと決めたジャンルにしっかりお金をかける」**わが家のルールをご紹介します💐
わが家の“使い方ルール”はこの3つ
わが家には、「ここにはお金を使う」と決めている3つのジャンルがあります。
それぞれの使い方ルールと、意識していることをご紹介します。
1. 家族旅行|思い出づくりのための“しっかり使う”ルール
わが家の年間予算には、旅行費:100万円をしっかり“使うつもりで”確保しています。
旅行はつい、「削ろうかな」「もう少し我慢しようかな」と思いやすい支出。
だからこそ、「ここにはちゃんと使おう」と意識して、最初から予算に組み込むのがわが家のルールです。
実際には、年に3〜4回は泊まりがけの家族旅行へ。
帰省も大切な“家族の時間”として、旅行予算に含めています。
行き先は、子どもが楽しめる小さめの遊園地や水族館などが中心。
でもそれだけでなく、歴史的建造物や文化遺産など、学びにつながるスポットも積極的に取り入れるようにしています。
「ここってどんな時代の建物かな?」「昔の人はどう暮らしてたんだろうね」
そんな親子の会話が、旅の時間をさらに深めてくれます。
移動は車が中心。荷物も運びやすく、子連れでも気兼ねなく移動できるので、
その分、現地での観光や体験にはしっかりお金をかけるようにしています。
- 水族館の年間パスで何度も訪れる
- 体験型施設で子どもと一緒に楽しむ
- 旅先の「今しかできない体験」を選ぶ
宿泊先も、部屋の広さや快適さを重視して、“ちょっといいホテル”を選ぶことが多いです。
疲れた体をゆっくり休められる場所も、旅行の満足度を大きく左右するからです。
旅行は、
- 子どもが小さい今しかできない思い出づくり
- 体験を通じて世界を広げる時間
- 「また行こうね」と話すしあわせな余韻
そして、旅行が決まったときのワクワク感も、私にとっては大切な“たからもの”です。
2. 子どもの本と学び|未来に投資する“ためらわない使い方”
毎月届く童話館ぶっくくらぶをはじめ、子どもの本には惜しまず投資しています。
童話館が信頼できる良書を選んでくれるので、私は「どんな本が届くかな」と楽しみに待つだけ。
さらに、**読売KODOMO新聞(週1/月550円)**も購読中。
ニュースや社会、文化の話題がわかりやすく載っていて、
「今日の記事どうだった?」という会話のきっかけにもなっています。
- 学習ドリルや思考力系の教材も、合うものは迷わず購入
- 興味の芽を見つけたら、すぐに応援
- 知識や感性は、お金で買えない“たからもの”
「本代」は、わが家にとって未来への投資。
本や学びには“ためらわない”というのが、わが家の使い方ルールです。
3. 食費|日々の食事に込めた“選び方ルール”
日用品や外食を控えている分、食費にはゆとりを持つのが基本方針です。
- お肉はできるだけ国産を選ぶ
- だしパックは無添加のものを選ぶ
- 野菜は地元産を意識して選ぶことも
そして、買ったものはきちんと使い切ることも大切に。
冷蔵庫の在庫チェックや、余った食材の活用などを日々の習慣にしています。
完璧を目指しているわけではなく、
お菓子は好きなものを買ってしまう日もあります(笑)
でも、「からだをつくるものだから、できるだけよいものを」
という意識で、“選び方”に気を配ることが、わが家の食費ルールです。
ちなみに、固定費やサブスクはしっかり見直していて、
通信費・保険・不要な月額系を整理することで、“使うところに使える”お金を確保しています。
わが家の使い方ルール|基準は“あとで残るかどうか”
わが家で「お金を使う」と決めるときの基準は、いつもこうです。
「あとから思い出に残るか?」
「何かを育てることにつながるか?」
それが“体験”でも、“本”でも、“食べもの”でも、
未来にじんわり残るものには、惜しまず使いたいと思っています。
まとめ|“使う幸せ”が、暮らしの満足感につながる
節約ばかりに意識が向くと、「お金を使うこと」に罪悪感を持ってしまうこともありますよね。
でも私は、「ここには使いたい!」と思えるものがあるからこそ、
お金を使うことに前向きになれています。
固定費の見直しや日々の選択を少しずつ最適化してきたことで、
「使いたいところにしっかり使える」という感覚が、自然と身についてきました。
節約と満足は反対ではなく、
“選んで使う”ことで両方を実現できるもの。
わが家では、何にお金を使い、何を控えるか。
その意識こそが、**“暮らしを選ぶ力”**になってくれています。
これからも、気持ちよく使って、気持ちよく暮らす。
そんなお金の使い方ルールを大切にしていきたいと思います☺️
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