【投資と保険】私がやめた貯蓄型保険と始めた新NISA|比較でわかった違いと実例

「貯めるなら保険が安心」
「投資はなんとなくこわい」

以前の私は、そんなふうに思っていました。

子どもが生まれてすぐ、学資保険や終身保険などの貯蓄型保険をそろえ、毎月の保険料を払いながら
「保障もあるし少しずつ増えるなら安心」と信じていたのです。

でも実際には、途中解約の損失や高額な手数料、そして増え方の遅さに直面しました。
特に、予定利率は支払額全体ではなく、解約返戻金や積立部分だけに適用されます。契約初期は手数料で元本が減っており、利率がつく金額も小さいため、想定よりも増え方は緩やかです。

正直、投資は「ギャンブルのようでこわい」というイメージが強く、始めるまで半年以上迷いました。
けれど、つみたてNISAやiDeCoを少額から試してみたことで値動きにも慣れ、運用益が出るのを実感。
「自分でもお金を増やせる」という手応えが持てたことで、貯蓄型保険をやめる決心がつきました。
その後、新NISAに切り替えて投資を継続しています。


目次

貯蓄型保険のメリットと感じた不満

貯蓄型保険に入っていた頃、たしかに“安心感”はありました。

  • 保障がついていて、満期まで続ければお金が戻ってくる
  • 銀行預金よりは少しずつ増える気がする
  • 自動積立で強制的に貯まる

しかし同時に、こんな不満も…。

  • 毎月の保険料が高く家計が圧迫される
  • 途中でやめると元本割れ
  • 増えるスピードが非常に遅い

特に増え方の遅さは、予定利率の誤解も影響していました。
予定利率3%と聞くと「支払った全額が毎年3%増える」と思いがちですが、実際に増えるのは運用原資のみ。契約初期は元本自体が減っているため、利率がつく金額も少なく、思った以上に資産は増えません。


新NISAを始めて感じたこと

新NISAを始めてから感じたのは、「自分で増やす」という選択肢は思ったより身近だったということです。
制度の仕組みはシンプルで、少額からでも始められ、時間をかければ複利の力も働きます。

もうひとつ大きかったのは自由度の高さです。
保険は原則、途中でお金を引き出すと損になりますが、新NISAは必要に応じて売却できるので、ライフイベントに合わせた柔軟な資金計画が可能です。
教育費や住居費など将来の予定に合わせて使えるのは、家計管理の面でも安心感があります。

具体的な銘柄や運用額、増減の実績はこちらの記事でまとめていますが、
投資を始めたことで「増やす=保険」という固定観念から抜け出せました。


貯蓄型保険と新NISA・iDeCoの比較

比較項目貯蓄型保険新NISA・iDeCo
安心感〇(保障あり)△(元本保証なし)
増え方△(ゆっくり)〇(銘柄によっては大きく)
自由度×(途中解約で損)〇(新NISAは引き出し自由)
手数料高め(初期負担大)低め(信託報酬のみ)

保障が必要なら保険、増やすなら自分で投資。特に手数料の高さを考えると、資産形成は自分で運用したほうが有利です。


わが家の選択と家計への影響

この比較を経て、現在のわが家の考え方はシンプルです。

  • 「万が一」に備えるのは掛け捨て保険
  • 「将来に向けて増やす」は新NISA・iDeCoで

保障と資産形成を分けることで、お金の流れも家計の見通しも格段にラクになりました。


まとめ|「安心」と「増やす」を両立させる方法

保険と投資を見比べることで、
「安心したいから保険に入る」
「増やしたいから投資する」
という、当たり前だけど大切な整理ができました。

新NISAやiDeCoは、使い方次第で資産形成の強い味方になります。
具体的な運用内容や増え方の実感は、こちらの記事で詳しく紹介しています☺️


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