「どうせ買うなら、ちょっとでもお得にしたい」
そんな気持ちから、私も一時期ポイ活(ポイント活動)をしていました。
アンケートに答えたり、レシートを投稿したり、商品モニターを申し込んだり…。
最初は「得してる!」という実感もありましたが、
いつしか“お得のために頑張る”ことが日常になっていきました。
ふと、「これって本当に自分に合ってるのかな?」と立ち止まるようになり、
少しずつポイ活から距離を置くように。
もちろん、ポイ活をうまく取り入れている方もたくさんいらっしゃると思います。
でも私の場合は、気づかないうちに心も時間も消耗していたようでした。
この記事では、そんな私がポイ活をやめた理由を3つにまとめてお話しします。
そして、今も続けている“ちょうどいいお得習慣”=楽天スーパーセールについても、
あわせてご紹介します🍀
ポイ活をやめた理由①|時間と労力に見合わなかった
たとえば、アンケート1件で3ポイント(=3円)。
これに10分かけていたら、時給換算でたった18円です。
ちなみに、2024年度の最低賃金でもっとも低い地域は時給893円(高知県・沖縄県など)。
3円というのは、たったの12秒分の時給にしかなりません。
「ちょっと得した♪」という感覚はあっても、
冷静に数字を見てみると、その労力は思っていた以上に大きかったと気づきました。
アプリのミッションやレシート投稿、ポイント申請…。
手間もかかるうえに、こまかい作業に頭も時間も使っていたんですよね。
「この時間、もっと自分や家族のために使えるかも」
そう思うようになったことが、やめるきっかけのひとつでした。
ポイ活をやめた理由②|“モノ”も“心”も負担になっていた
お得に商品を試せる「モラタメ」などのサイトも使っていました。
賞味期限が近いのは承知で注文したり、いつもの商品をまとめ買いしたり…。
でも、使いきれない商品が残ってしまうことも多くて、
冷蔵庫や棚に並ぶ在庫を見ては、「早く使わなきゃ…」と焦る気持ちが募りました。
さらに、写真を撮ってアップして、アンケートに答えて、申請して…。
その作業のひとつひとつが、いつしかプレッシャーになっていたんです。
最初は「得したいからやっている」はずだったのに、
「やらなきゃ」に変わっていく自分がいました。
そんな気持ちの重さに気づいたとき、
「あ、もう十分頑張ったかも」と思えるようになりました。
ポイ活をやめた理由③|得するために、気づけば疲れていた
家事や育児のすき間時間に、スマホを開いてポチポチ。
ポイ活アプリを開くのが、義務感になっている日も増えていました。
せっかく貯めたポイントが失効してしまったり、
交換のタイミングを逃してがっかりしたことも何度か…。
「本当は、もっとゆっくり過ごしたい」
「これって、本当に豊かな暮らしなのかな?」
そんなふうに感じたとき、
得するために疲れている自分に、ふと気づいたんです。
それでも楽天セールだけは今も続けている理由
そんな私ですが、楽天スーパーセールだけは今も続けています。
でもそれは、「得したい!」というよりも、
今のわが家の暮らしに、自然となじんでいるから。
たとえば…
- 日用品やふるさと納税など、もともと必要なものを、タイミングよくまとめ買いできる
- ポイントアップの仕組みも、「エントリー」や「買いまわり」をちょっと意識するだけ
- お気に入りリストや手書きメモで買いすぎ防止。焦らないから、疲れない
以前のように“お得に振り回される”ことはなく、
**がんばらなくても「ちょっと得できる」**のが、ちょうどいいんです。
楽天セールは、**無理なく続けられる“暮らしに寄り添うポイ活”**のような存在。
今の私にはぴったりの距離感だと感じています。
おわりに|無理せず続けられる“ちょうどいい得”を大切に
今は、ポイントを追いかけて頑張るよりも、
「必要なものを、気持ちよく買う」ことを大切にしています。
ポイ活を手放したことで、気持ちのゆとりや、家計の透明感も取り戻せました。
楽天セールのように、
ムリなく・ムダなく・ちょっと得するくらいが、今のわが家にはちょうどいい。
これからも、暮らしに合った“ちょうどいい得”を味方に、
無理せず、気持ちよくお金とつきあっていけたらと思います☺️
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