使いすぎてないのにお金が貯まらない…そんな時は“固定費”をチェック!

「ムダ遣いはしていないのに、なぜかお金が残らない…」家計簿をつけて節約しているつもりでも、気づけば残高が増えていない。そんな経験、ありませんか?

このまま何となくやりくりを続けていても、「頑張ってるのにうまくいかない」というモヤモヤは、なかなか消えません。

実は私も以前、そんなふうに感じていました。でもあるとき、「毎月なんとなく払っていたお金」を見直してみたことで、家計にゆとりが生まれたんです。

今回の記事では、私が実際に見直して効果を感じた固定費(スマホ・保険・ネット回線)についてまとめました。「無理な節約」ではなく、「自分に合った形に整える」ことを意識した体験談です。

固定費は、一度見直せば長く効果が続く“じわじわ効く節約”。毎月の支出にじわっと効いてくるからこそ、1回見直しておくだけでも気持ちがぐっとラクになります。

同じようにお金の不安を感じている方のヒントになればうれしいです。それでは、1つずつご紹介していきます。


目次

【見直した固定費①】スマホ代:夫婦で月6,000円の節約に!

スマホは、もともとmineo(マイネオ)に10年以上前から乗り換えていました。当時は大手キャリアから格安SIMにするだけで、月々の通信費がぐっと下がって驚いたのを覚えています。

実は、私自身は早くから格安SIMに興味があって「家計のためにも変えたいな」と思っていたのですが、夫は長年使っていたdocomoに愛着があり、「変えるのはちょっと不安」となかなか乗り気ではありませんでした。

でも、思い切って楽天モバイルに変えてみたら、使い勝手は問題なく、「変えてみてよかったね」と夫も納得。今ではそのまま使い続けています。

私は現在、日本通信を使っていて、使用状況に合わせてそれぞれに合ったプランを選んでいます。今では、夫婦2人のスマホ通信費は月1,500円ほどにまで抑えられました。以前は月7,500円かかっていたので、月6,000円の削減。年間にすると7万円以上の節約になっています。

プラン選びのポイントは、「使うデータ量」と「電話をどれだけ使うか」。とにかく安さだけでなく、“自分たちの使い方に合っているか”を基準にするのが、長く続けられるコツだと感じています。


【見直した固定費②】保険:公的制度の理解が見直しの鍵に

制度のことは、もともと知っていたつもりでした。健康保険には高額療養費制度があるし、死亡時には遺族年金がある。がんになっても、治療費の多くは公的保険でまかなえる…。

頭では分かっていたけれど、「でも、やっぱり不安」「入っておいたほうが安心」と思って、結局いくつもの保険に入っていました。がん保険、生命保険、医療保険、地震保険、そして貯蓄型保険。何かあったときのため、家族のため。そう思っていたけれど、毎月の保険料は家計にとっては大きな固定費でした。

そんな中、ある良心的なFPさんと話す機会があり、まずは貯蓄型保険と医療保険を見直しました。リベ大の動画をきっかけに、「公的保障ってこんなに手厚いんだ」と少しずつ実感するようになりました。

そこから、「全部を保険で備えなくてもいいかもしれない」と考え方が少しずつ変化していきました。

すぐに結論は出せなかったけれど、納得できるまで時間をかけて、自分の気持ちとも向き合って──最終的にはがん保険や生命保険も解約しました。

今残しているのは、火災保険など必要最低限の保障だけ。以前は制度の知識だけで踏み切れなかった見直しも、家計全体を見直す中で「保険に頼りすぎなくても大丈夫」と思えるようになっていきました。

保険料も月数万円から、年数万円レベルまで下がり、そのぶん教育費や予備費として積み立てられるようになっています。


【見直した固定費③】ネット回線:特典よりストレスの少なさを重視

ネット回線は、10年以上前の引っ越しのときに契約しました。当時は「キャッシュバック特典がお得そう!」と思って決めたのですが、実際には手続きが複雑だったり、条件が細かくて縛りも多く、正直ちょっと後悔しました。

結局、キャッシュバックの受け取りに失敗してしまい、トータルでは思ったほどお得にならず、今よりも高い料金を払い続けてしまっていました。「うまくいけば得になるはずだった契約」も、現実にはそううまくはいかないことがあるんだな…と痛感した出来事です。

その後、数年前に今のネット回線に切り替えました。今回は「特典があるかどうか」ではなく、「シンプルに使いやすいこと」を重視して選ぶことに。

結果として、手続きもスムーズで、契約内容も分かりやすく、管理もラクに。料金は月500円ほど安くなった程度ですが、それ以上に「ストレスなく使える安心感」があり、今は満足しています。

「安さだけ」ではなく、「安心して使い続けられること」を重視して選んだことで、見直し後の満足度も高くなっています。


おわりに

固定費の見直しは、一度整えるとその後ずっと効果が続く“じわじわ効く節約”です。私は「無理に我慢する」のではなく、「自分に合ったものを選び直す」ことで、お金にも気持ちにも少し余裕が生まれました。

特にスマホ・保険・ネットといった、毎月あたりまえのように支払っていた固定費を見直したことで、「使い方を整える」という感覚が少しずつ身についてきたように思います。

すぐに大きな節約効果を感じるわけではなくても、暮らしの安心感や、気持ちのゆとりにつながるのが固定費の見直しの良さです。

今後はそれぞれの見直しについて、もう少し詳しくまとめた記事もアップしていく予定です。「保険ってどう見直せばいいの?」「格安SIMって本当に大丈夫?」と思っている方に向けて、私なりの考えや選び方も書いていきますね。

読んでいただき、ありがとうございました。

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